エンバーミング葬の流れ

■エンバーミングは「なるべく早く」がポイント

エンバーミング葬の流れイメージ

故人様のお体の状態は、お時間の経過とともに悪化していきます。これを抑制するために、一般的にはドライアイスでお体を凍結保全しますが、特にドライアイス付近には凍傷・やけど(赤く変色)が生じてしまい、やはりお体にダメージが及びます。

 

従って、通常は、ドライアイスの影響を受け難くしたお顔のみのご対面となります。また、たとえドライアイスで凍結させたとしても、お体内部の腐敗は進行するために、なるべく早くご火葬を行う事が求められていました。

 

これに対して、エンバーミングは、お体全体にお薬を循環・浸透させることにより、お体の内部から衛生的に保全するため、室温下でも腐敗の進行が止まり、ふれあいながら、そして十分なお時間をかけてのお別れが可能となります。

 

なお、エンバーミングのポイントは、腐敗が進行する前の死後なるべく早い段階で、かつお体にエンバーミング薬が容易に循環・浸透するようにドライアイス等で凍結させる前に、エンバーミング処置を施す事です。

 

死後からエンバーミング処置までのお時間が短いほど、お体をより良い状態に回復・復元させることができます。

 

■エンバーミング葬の一例

 

●(生前/事前相談)

 

     ↓

 

●ご逝去

 

※病院の場合は死亡診断書、警察の場合は死体検案書をお受け取りください。

 

     ↓

●当社へのご連絡

 

     ↓

 

●病院等でご家族様と合流

 

※生前/事前相談をいただいている場合には、病院・警察から直接エンバーミング施設へ故人様をご搬送する事も可能です。

 

     ↓

 

●お体の状態を確認後、最適な処置方法のご提案と、処置後の予測のご説明

 

     ↓

 

●ご契約(ご契約書類へのご記入と、死亡診断書(死体検案書)のコピーのご提出。)

 

     ↓

 

●生前のお写真や、ご希望されるお着替え用衣装のお預かり(任意)

 

     ↓

 

●エンバーミング施設へ故人様をご搬送

 

     ↓

 

●エンバーミング処置(防腐、修復)

 

     ↓

 

●お着替え(ご希望される衣装)

 

     ↓

 

●ご自宅等へ故人様をご搬送

 

※ご自宅等にお戻りの前に、私どもでご納棺させていただく事も可能です。

 

     ↓

●メイク

 

※ご家族様のご希望をお聞きしながらメイクさせていただきます。

 

     ↓

 

●納棺(直後~お通夜前までの間)

 

※ご納棺は、ご家族様のお手で行う事が本来の形であると私たちは考えております。従いまして、ご家族様がスムーズにご納棺できますように、サポートさせていただきます。

 

※もちろん、ご家族様・ご親族様の人数が少ない場合や、ご高齢等でご納棺が難しい場合には、ご家族様に代わり、私どもがお手伝いさせていただきますのでご安心ください。

 

※お棺は、一般的なものからエンバーミング用まで、私どもでご用意させていただく事も可能です。

 

     ↓

 

●アフターサービス(お体の状態の確認、メイク直し、ご納棺と併せて。保全期間が長い場合には、ご納棺前にも状態確認・メイク直しを行う事も可能です。)

 

     ↓

 

<以下、故人様・ご家族様のご意志・ご希望、宗教・宗派の形式に準じます。>

 

     ↓

●通夜式(お通夜)

 

     ↓

 

●葬儀・告別式

 

     ↓

 

●ご出棺(火葬)

 

     ↓

 

●帰骨

 


 

※エンバーミング処置は、IFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)の資格を持つ当社認定男性・女性エンバーマーが当たります。

 

※アイフューネラルは、日本国内から海外へ、また海外から日本国内への故人様の搬送も対応致します(費用は、ご相談ください)。

お気軽にお問い合わせください